コミュニティ広場

受講の感想

大人のための高校「国語」の授業(全7回)
大人のための高校「古文」の授業(全7回)を受講して 

 受講生 横山 佳寿美

“大人って長いよー”という印象的な言葉の清涼飲料水のコマーシャルがあります。高校を卒業してから四半世紀から半世紀以上を過ぎた紳士淑女の皆さんが出席されていました。私は、畠先生が夫の高校2,3年生の担任をしていただいていたというご縁で出席させていただきました。夫に恥をかかせるのではないかと心配でしたが、初回でなくなりました。

“テストも宿題もないですよ・・・” の一言があったからです。

“逢ひ見ての のちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり” という歌で、第1回目の授業は始まりました。先生は、“未来のために過去から学ぶ。立ち止まって考えてみてはどうか。” という問いかけを、授業を通しておっしゃっていたと思います。

中島敦「山月記」 ・・・「国語」より
人と人との交わりを絶っては人は生きていけない。どんな時でも向き合わなければならない。山月を背に慟哭の声とは、なんと深い運命、宿命なのか! 答えが出ません。

夏目漱石「こころ」 ・・・「国語」より
近代文学のテーマともいえるエゴ(自我)の象徴的な作品である「こころ」を読み解くには、時代背景も知らなければなりません。人間はどう生きていくかを表す言葉が随所にあります。このような文学作品が教科書から減っている現実を知りました。多感な若い方にこそ、触れる機会を持ってほしいものです。

吉田兼好「徒然草」 ・・・「古文」より
つれづれなるままに・・・ぼーっとしていることも大事であり、風流の本質~人間の価値、充実感を読み取る。先生曰く、“古典は声に出して読みましょう”とのことで、ご指名により序段と七十五段を朗読しました。美しい日本語を朗読すると、何となく場面が見えてきて、この段が好きになりました。

毎回配られるプリントは宝物です。添付の資料も貴重ですし、何より先生の膨大な量の手書きの書き込みに込められた教師魂~伝えてやろうとの情熱がすごいです。また次回のチャンスがあれば、ぜひ参加させていただきたいと切に願っています。

受講講座:「大人のための国語の授業」「大人のための古文の授業」

 

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