- 講 師 : 光成 準治( 九州大学大学院特別研究者 )
- 日 時 : 月曜日 13:30 ~ 15:00
- 会 場 : 上幟教室 ( 広島市中区上幟町10-15-201 畠田ビル 2F )
- 定 員 : 15 名
- 受講料 : 全12回 20,000 円 / 各回 1,800 円
日 程 | 内 容 | |
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第1回 | 2月 3日 (月) | 九州国衆一揆との合戦(福岡県、熊本県) Vs 筑後・肥後国衆 |
第2回 | 3月 2日 (月) | 関東平定(神奈川県、静岡県) Vs 後北条氏 |
第3回 | 7月13日 (月) | 文禄の役前半(朝鮮半島) Vs 朝鮮軍 |
第4回 | 8月31日 (月) | 文禄の役後半・碧蹄館の戦いなど(朝鮮半島) Vs 明・朝鮮軍 |
第5回 | 9月14日 (月) | 慶長の役前半(韓国) Vs 朝鮮軍 |
第6回 | 9月28日 (月) | 慶長の役後半・蔚山城の戦いなど(韓国) Vs 明・朝鮮軍 |
第7回 | 10月12日 (月) | 関ヶ原前夜の合戦(三重県、滋賀県) Vs 富田氏、京極氏 |
第8回 | 10月26日 (月) | 関ヶ原合戦(岐阜県) Vs 徳川氏など |
第9回 | 11月 9日 (月) | 関ヶ原合戦時の四国(愛媛県、徳島県) Vs 加藤氏、蜂須賀氏 |
第10回 | 11月30日 (月) | 大坂冬の陣(大阪府) Vs 豊臣氏 |
第11回 | 12月 7日 (月) | 大坂夏の陣(大阪府) Vs 豊臣氏 |
第12回 | 12月14日 (月) | 島原の乱(長崎県) Vs 一揆(キリシタン)勢 |
講座の趣旨
豊臣政権に服属した毛利氏は、薩摩島津氏が降伏したのちも、豊臣秀吉の天下一統戦争に参加し、天下一統が成し遂げられた後には、朝鮮半島への侵攻の先兵となりました。
慶長3 年(1598)に豊臣秀吉が没すると、毛利輝元は五大老の一人として豊臣政権の運営に参画しますが、石田三成らと連携して徳川家康と対立するようになり、慶長5 年(1600)の関ヶ原合戦においては、西軍の総大将格となったため、戦後、周防・長門二国に減封され、広島から離れることとなりました。
その後の徳川政権下においても、大坂の陣において豊臣氏討伐に参加し、輝元の子毛利秀就期に勃発した島原の乱の終結まで、合戦は続きます。
本講座では、秀吉による天下一統後、国外への侵略を経て、日本国内における内乱が一旦終結に至るまでの毛利氏の動向を、毛利氏が参戦した合戦を中心に追っていきます。
講座内容チラシ「元就死後の毛利氏の戦い その4」をみる (PDF)
講師紹介
光成 準治( みつなり じゅんじ )
1963年生まれ。 広島県で育つ。 九州大学大学院比較社会文化学府博士課程修了。博士(比較社会文化)。 現在、九州大学大学院特別研究者。主な著書 : 『毛利輝元~西国の儀任せ置かるの由候』 (ミネルヴァ書房、2016年)『関ヶ原前夜~西軍大名たちの戦い』 (KADOKAWA、2018 年)『九州の関ヶ原』 (戎光祥出版、2019年)『小早川隆景・秀秋~消え候わんとて光増すと申す』 (ミネルヴァ書房、2019年)