ことばのふしぎ ──言語学への招待

  • 講 師 : 原野 昇 (広島大学名誉教授)
  • 日 時 : 第1・第3 水曜日 13:30-15:00
  • 会 場 : 上幟教室 (広島市中区上幟町10-15-201 畠田ビル 2F)
  • 定 員 : 30名
  • 受講料 : 12,000円 ( ご希望の講義聴講可能 1回 2,500円 )
日 程 内 容
第1回 4月 20日 母語と母国語
──憲法と言語/国家と言語/国境、国籍、国民/多言語国家フランス/アルザス語
第2回 5月 18日 フランスの少数話者言語
──世界の言語の系統的分類/インド・ヨーロッパ語族/ゲルマン語派、ケルト語派、イタリック語派/7つの少数話者言語/共通語教育 罰札/沖縄の標準語教育/フランスの言語政策
第3回 6月 1日 ことばの二面性 音と意味
──ホモ・ロクエンス/人間言語と動物のコミュニケーション/言語とはー定義の困難さ/言語:「記号」の一つ/言語記号の二面性
第4回 6月 15日 ことばと世界
──言語記号の恣意性/世界の切り分け/言語と世界観
第5回 7月 6日 ことばのしくみ 文法
──言語記号の線的特質/分析と統合/文法
第6回 7月 20日 まとめ
──第1~5講の補足説明と、毎回提出してもらうアンケートのなかで寄せられた質問を中心に質疑応答

講座の趣旨

ホモ・ロクエンス(話す人間)とは、ことばを使うことこそが人間と人間以外の動物とを隔てる最も大きな差であるということを表している。ことば無しの生活は一日たりとも考えられない。にもかかわらず、「ことば」について普段あまり考えることがない。本講座では、そのような人間生活と切り離せないことばについて、いかに考察すべきことが多いかをみていきます。サルやイヌと同じ生き物としてのヒト類の一員である私たちの知的生活や精神活動の根本である「ことば」について多くの発見をしていきましょう。

講義内容チラシ「ことばのふしぎ──言語学への招待」をみる (PDF)

講師紹介

原野 昇 (はらの・のぼる)

1943年、兵庫県生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程中退、文学博士(パリ大学)。広島大学名誉教授。著書:『狐物語』(岩波文庫、共訳)、『芸術のトポス』(岩波書店、共著)、『フランス中世文学を学ぶ人のために』(世界思想社、編著)他。
原野昇のホームページ