フランス中世の文学 (その2)

  • 講 師 : 原野 昇 ( 広島大学 名誉教授 )
  • 日 時 : 水曜日  13:30~15:00 
  • 会 場 : 上幟教室 ( 広島市中区上幟町10-15-201 畠田ビル 2F )
  • 定 員 : 30名
  • 受講料 : 12,000円 ( ご希望の講座だけ受講することもできます。 1回 2,500円 )
日 程 内 容
第1回 10月 19日 『 ばら物語 』
アレゴリー、夢物語、繰り返される境界越え 語る「私」と恋する「私」
第2回 11月 2日 『 ポンチュー伯の息女 』
芥川『薮の中』(羅生門)との比較、主要登場人物の行動とその心理 —排除と寛容の多様性
第3回 11月 16日 中世の笑話
中世社会の変容、町人の台頭、本音と建前、槍玉にあがる聖職者、女性蔑視
第4回 12月 7日 『 狐物語 』
中世のトリックスター悪狐ルナール、イソップその他の源泉、動物寓話、動物説話、動物叙事詩
第5回 1月 18日 「 写本と羊皮紙 」
羊皮紙のできるまで、写本製作、修道院、羊皮紙の実物提示、インク、ペン
第6回 2月 1日 「 まとめ 」 写本と校訂本、第1~5講の補足説明と質疑応答

講座の趣旨

文学作品を例に取り上げながら、フランス中世の社会をみていきます。文学作品の創造と鑑賞という人間の行為の、時代や地域を越えた普遍性と、フランスの中世という特徴、個別性をみていき、現代の日本に生きるわれわれも含めた人間の文学創造、芸術活動を考えていきます。フランス語の知識は必要ではありません。

講義内容チラシ「フランス中世の文学(その2)」をみる (PDF)

講師紹介

原野 昇( はらの のぼる )

1943年生まれ。広島大学大学院文学研究科博士課程中退、文学博士(パリ大学)広島大学名誉教授
著書:『狐物語』(岩波文庫、共訳)、『芸術のトポス』(岩波書店、共著)、『フランス中世文学を学ぶ人のために』(世界思想社、編著)、『フランス中世文学名作選』(白水社、共編訳)他
原野昇のホームページ home.hiroshima-u.ac.jp/nharano/